企業が持つ知的資産と方針・戦略が実務においてどう関連し、業績に結び付けることができるかを把握することが知的資産経営には不可欠です。
ここでは、それを体系的に整理する方法として、BSC(バランス・スコアカード)を紹介します。
BSCとは、従来の経営管理で重視されてきた「財務の視点」に加えて「業務プロセスの視点」「学習と成長の視点」「顧客の視点」の3要素をバランス良く加え、数値化して「見える」ようにすることで経営の改善に結びつけていこうとする手法です。
具体的には次の手順で進められます。
1. ビジョンと戦略の策定
2. 各視点の業績評価の為の数値指標の設定
3. 以上に基づく実行計画の作成